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政府果川庁舎前の芝生広場全体が「ジパプシティ」になる3日間
ソウルから地下鉄で40分ほど行くと、政府庁舎前の広い芝生広場と運動場全体がひとつの舞台に変わる場所があります。これが果川公演芸術祭、略してGPAFです。1997年に世界マダン劇大祝祭として始まった、韓国初のストリート演劇フェスティバルで、今では毎年9月に野外劇とストリート演劇を中心に3日間開催されます。私が訪れた2025年の祭りは、9月19日金曜日から21日日曜日まで、政府果川庁舎そばの芝生広場と運動場一帯で繰り広げられました。驚いたのはその規模です。3日間で12万人以上が訪れたそうで、実際、夕方ごろのメインステージ前は敷物を敷く場所を見つけにくいほど混み合っていました。
この祭りの面白い点は、会場全体を「ジパプシティ(GPAF City)」という架空の都市として演出することです。2025年のテーマは「記憶と想像が湧き上がる時間」で、市民の記憶を集めて都市を守るキャラクター「ログ(Log)」があちこちに登場しました。公演をひとつずつ観るというより、都市の中に「ログイン」して物語の主人公になるような感覚で、ステージやインスタレーション、キャラクターを素通りするのが惜しく感じられました。

まず知っておきたいこと — 入場料なしで楽しめるが、人気公演は予約制
まずは費用の心配を減らしましょう。この祭りは、芝生広場を行き来しながらストリート演劇や付帯イベントを見るのに、別途入場料はかかりません。国内外の参加作品、パレード、体験プログラムを気軽に楽しめるのが最大の魅力です。ただし、開幕・閉幕のようなメインステージの大型公演は事情が異なります。実際、例年の閉幕プログラムはNaver予約で座席を事前に確保する方式で、果川市民に先行予約の機会を与えたあと、一般予約が始まりました。したがって、Kim Chang-wan Band(開幕)やLee Juck・Gummy・Crying Nut(閉幕)のようなラインナップを良い席で見たいなら、出発前に公式サイトでその年の予約方法と受付日程を必ず確認してください。予約なしでも芝生の後方から十分に楽しめますが、前方席はあっという間に埋まります。
食べ物の心配はしなくて大丈夫です。フードゾーンとフードトラックが運営されており、ここでは3年連続でリユース容器を使うエコ方式を採用していて、ゴミが少なくすっきりしていました。果川市のグルメ選抜大会の受賞チームも参加していて、メニューのレベルも想像以上に高かったです。最近の韓国の祭りの屋台はほとんどがカードやモバイル決済に対応していますが、小規模ブースやフリーマーケットは現金のみのところも時々あるので、1万ウォン前後の現金を持っていくと安心です。
地下鉄4号線の政府果川庁舎駅から歩いてすぐ — 夜公演なので帰りの動線が重要
交通アクセスは、この祭りの大きな長所です。ソウルから地下鉄4号線に乗って、政府果川庁舎駅で降りればOKです。9番・10番出口は果川市民会館と地下通路でつながっているので、階段を上がればほぼ会場の目の前です。重い荷物がなく、傘ひとつで雨の日に来ても濡れずに到着できるほど近いです。バスでも政府果川庁舎停留所に停まる路線がいくつもあるため、アクセスは難しくありません。
車で来るのはおすすめしません。庁舎や市民会館の駐車スペースが狭いうえ、祭り期間中は政府果川庁舎前の駐車場から運動場、市民広場の間の道路が通行規制されるからです。2025年は金曜日の昼から日曜日の深夜まで、庁舎一帯が規制されていました。ですので、公共交通機関が正解です。その代わり、夜公演が多い点は覚えておいてください。開幕と閉幕のステージは夜10時過ぎまで続き、閉幕の最後には夜9時15分ごろに花火ショーでフィナーレを飾りました。私は花火まで全部見てから出たので、地下鉄の終電にぎりぎり間に合いましたが、最後の公演までしっかり見る予定なら、4号線の終電時刻を事前に確認しておくと安心です。

言葉が通じなくても目で楽しめる祭り — ストリート演劇の力
外国人の友人が「韓国語ができないけど大丈夫かな?」と聞くなら、私はこの祭りを自信を持って勧めます。なぜなら、ストリート演劇と野外劇が中心なので、台詞よりも身振り・音楽・炎・シャボン玉のような視覚言語で語る公演が多いからです。実際、2025年のステージには、円形スクリーン、ドーム構造のバブルステージ、空に浮かぶ風船やオブジェがあふれていました。「浮かび上がる(Rise)」というコンセプトを、見ただけで直感的に感じられるように作られていたのです。メイク、衣装、サーカス体験といった付帯プログラムも、言葉より身体で参加するものが多く、子どもでも外国人でもハードルが低いです。ただし、詳細な公演紹介や案内放送は韓国語中心なので、その年のプログラムブックやアプリの英語案内の有無は、事前に公式サイトで確認しておくと動きやすくなります。
持ち物はシンプルで大丈夫です。9月の夕方の芝生は意外と冷えるので、薄手の上着を1枚、それから何より敷物です。良い席は芝生に座って見る構成なので、敷物なしで来た人は後方で立って見るか、地面にそのまま座っていました。屋外イベントなので雨具もあると安心です。トイレは庁舎や市民会館の施設を一緒に使えるため、急いで探し回ることはありませんでした。
こんな人におすすめ
ひとつひとつの公演を静かに鑑賞する室内劇場スタイルを求めるなら、この祭りは少しにぎやかすぎるかもしれません。逆に、芝生に座って夕焼けから花火まで続く屋外の雰囲気を楽しみたい人、韓国語が得意でなくても身体で通じ合う芸術を体験したい旅行者には、これ以上ない選択です。ソウルから気軽に行ける距離で、お金をかけずに1日をまるごと満喫できる祭り。9月に韓国へ来るなら、金曜の夕方ごろに4号線で果川へ向かってみてください。ひとつの都市に「ログイン」する気分は、かなり長く記憶に残るはずです。
| 項目 | 点数 | 根拠 |
|---|---|---|
| 言語アクセス | 3.5 | ストリート演劇・野外劇中心で身振りや音楽で楽しみやすいが、詳細案内は韓国語中心 |
| 交通アクセス | 5.0 | 4号線政府果川庁舎駅9・10番出口が市民会館と地下で直結 |
| 外国人向け施設 | 3.5 | トイレ・休憩スペースは庁舎施設を利用可能、外国語専用サービスの確認情報は限定的 |
| 地域文化体験 | 4.5 | 韓国初のストリート演劇祭、ジパプシティの世界観と市民参加型プログラムが独特 |
| コスパ | 4.5 | 入場料なしで観覧可能、メイン公演も予約すれば無料で楽しめる |
| 清潔さ/安全性 | 4.0 | リユース容器を使うフードゾーンを運営、祭り期間中の道路規制で歩行者の安全を確保 |
| 食べ物/便益施設 | 4.0 | フードゾーン・フードトラックに地域のグルメ選抜チームが参加、小規模ブースは現金が必要 |
この記事は公式発表と過去回の報道を確認して編集部がまとめたもので、現地訪問レポートではありません。最終的な日程・料金は公式サイトでご確認ください。
祭り詳細情報
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祭り期間9/18/2026 ~ 9/20/2026
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祭り会場64 Gwanmun-ro, Gwacheon-si, Gyeonggi-do (Jungang-dong)
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利用料金Free
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タグGwacheon Performing Arts Festival GPAF street theatre outdoor performances citizen participation parade