宋浚吉の別堂と三つの池がつながる東春堂公園
東春堂公園は、大田広域市大徳区松村洞にある55,579㎡の歴史公園で、宝物第209号の東春堂、東春堂宗宅、そして素大軒・浩然斎の古宅を一緒に見学できます。公園の散策と古宅の見学は分けて計画し、一部の空間は立ち入りが制限されていることをあらかじめ知っておくとよいでしょう。
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55,579㎡の歴史公園に何が集まっているのか
東春堂公園は、大田広域市大徳区宋村洞にある歴史公園です。公園の面積は55,579㎡で、1993年12月8日に指定告示され、管理機関は大田広域市大徳区庁です。
公園には東春堂、東春堂宗宅、小大憲・浩然斎古宅、大田無形遺産伝授教育館、宋村小図書館があります。池3か所、民俗ブランコ、八角亭、散策路、庭園、ベンチと給水台もあり、運動施設、多目的広場、トイレ、駐車場、管理所も公園施設として記載されています。

宋俊吉の6間の離れが現在の東春堂になった過程
東春堂は、朝鮮王朝の孝宗時代に大司憲・吏曹判書・兵曹判書を務めた宋俊吉(1606~1672)の離れです。「東春」は「いつも春のようだ」という意味で、扁額は宋俊吉の死から6年後、粛宗4年の1678年に尤庵・宋時烈が書きました。
建物は朝鮮時代の離れ建築の一類型で、正面3間、側面2間です。全6間のうち右側4間は板の間、左側2間はオンドル部屋で、板の間の前・側面・背面には縁側があります。2012~2013年の屋根修理時に、1617年の棟上げ、1649年の移築、1709年の修理棟上げの記録が見つかり、建物の変化の過程を示しています。

宝物第209号の前で見落としやすい構造
東春堂は宝物第209号に指定された文化財です。板の間の前後にある上げ戸をすべて上げると、内部と外部の区別が薄くなるよう設計されており、板の間とオンドル部屋の間の戸も上げて開けられます。
独立した煙突を設けていない点も特徴です。左側のオンドル部屋の下には、礎石と同じ高さに煙の通り穴が開けられています。したがって、ここは規模の大きな宮殿建築ではなく、板の間とオンドル部屋を必要に応じて一つの空間のように使えるよう造られた離れだという点を中心に見るとよいでしょう。

東春堂路80で実際に入れる範囲
東春堂の住所は大田広域市大徳区東春堂路80で、開館時間は10:00~17:00です。入場料はなく、観光案内ページの問い合わせ電話番号は042-608-6574です。公式案内ページは大田観光公式サイトの東春堂案内ページです。
東春堂宗宅は、母屋・愛菜・祠堂を含む恩津宋氏宗家の居住空間ですが、特別な日を除き一般人の立ち入りは制限されています。その代わり、東春堂の離れは低い塀の向こうから見ることができるため、宗宅の内部まで自由に入れる場所と考えてはいけません。
車で15~20分、始めやすい大田駅からの行き方
大田駅から東春堂公園までは車で15~20分ほどです。初めて大田を訪れる旅行者なら、大田駅を出発地点として、タクシーや車のナビゲーションに東春堂公園または東春堂路90を入力する方法が最も簡単です。
都市公園データの公園住所は大田広域市大徳区東春堂路90(宋村洞)、地番住所は大田広域市大徳区宋村洞463です。公園には駐車場があると記載されていますが、駐車可能台数と駐車料金は公開資料で確認できませんでした。東春堂自体の住所である東春堂路80と、公園住所である東春堂路90は異なるため、目的地に応じて住所を区別して入力する必要があります。
09:00~18:00の小大憲・浩然斎と無形遺産伝授教育館
小大憲・浩然斎古宅は大徳区東春堂路70にあり、毎日09:00~18:00に開館し、祝祭日の当日は休館します。小大憲は宋堯和(1682~1764)が暮らした大きな愛菜の堂号で、浩然斎はその妻である安東金氏・金浩然斎(1681~1722)の号です。
この古宅は大きな愛菜と小さな愛菜を並べて配置した例で、小さな愛菜は五粛斎と呼ばれます。大田無形遺産伝授教育館は大徳区東春堂路94番通り50で、09:00~18:00に開館し、12:00~13:00は休憩時間、月曜日は休館です。公演場・常設展示室・伝授教育室があり、常設展示室では座り巫儀礼・ウッタリ農楽・トゥルマル農楽・大田郷制弦楽風流・パンソリ・歌曲を紹介しています。ロビーには太鼓とチャングの体験ゾーン、フォトゾーンがあります。

2日前から予約できる解説と10月の文化祭
文化観光解説士プログラムは2日前から予約でき、解説の待機場所は東春堂公園管理事務所です。公園全体の見学に必要な推奨所要時間と、英語案内・音声ガイドの運営有無は公開資料で確認できないため、解説を利用する場合は予約と待機場所を別途計画する必要があります。
東春堂文化祭は2011年から、10月に区民祭を兼ねて開催されています。行事には東春堂儒学学術セミナー、崇慕祭礼、揮毫大会、漢詩白日場、投壺遊び、ブランコ乗りなどが含まれます。金浩然斎は漢詩134首を残した朝鮮後期の女流文学を代表する詩人として紹介されているため、古宅と文化祭を併せて見ると、この空間の儒教文化と文学的背景を結び付けて理解できます。
東春堂公園に向いている旅行者と向いていない旅行者
無料で利用できる歴史公園で3か所の池と散策路を見ながら、東春堂・古宅・無形遺産伝授教育館を分けて見学したい旅行者に向いています。公園内にはトイレ、駐車場、ベンチ、給水台があり、周辺には飲食店やベーカリーが集まっているため、見学前後の動線も組み立てられます。
一方、宗宅の内部を自由に見学したい旅行者や、定められた公共交通機関の路線・停留所・徒歩時間が明記された交通案内を求める旅行者には、計画を立てにくい可能性があります。公園全体の休園日・季節別開館時間・撮影禁止の有無・現金のみの対応かどうか・車いすやベビーカーの具体的なバリアフリー状況も、公開資料では確認できませんでした。
訪問前の確認
- 住所
- 大田広域市大徳区東春堂路80
- 営業時間
- 東春堂 10:00~17:00
- 休業日
- なし
- 料金
- 無料
- 電話
- 042-608-6574
- 公式サイト
- https://daejeontour.co.kr/sights_djt/4
- 交通
- 大田駅から車で15~20分ほど
- 駐車場
- 駐車場ありと記載されていますが、駐車可能台数と料金は確認できませんでした
- アクセシビリティ
- 東春堂宗宅は特別な日を除き一般人の立ち入りが制限され、東春堂の離れは低い塀の向こうから見ることができます
上記の情報は執筆時点のものです。訪問前に公式案内を再度ご確認ください。
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