水鉄砲を手に「汗疹の鬼」を狩る平昌の夏
真夏の猛暑のなか、水鉄砲を持って鬼を追い払うという発想、最初は少し突飛に聞こえました。ところが、ピョンチャン酷暑狩り祭りのコンセプトはまさにそれ。人々に暑さをふりまいて回る「汗疹の鬼」を水鉄砲とバケツで追いかけ、暑さから人々を守る「広川神霊」を救い出すという物語の上に、水遊びが乗っているんです。舞台となるのは平昌郡大化面タムティ公園一帯で、ここは年間を通じて10℃前後の冷たい湧き水が四季を通して湧き出る場所なので、真夏でも水が氷のように冷たく感じられました。
私が訪れた2025年は、8月1日から10日までの11日間開催されました。もともと7月末に行っていた祭りがこの年から8月へ日程を移したので、今後行かれる方は年ごとの日程を公式ページであらためて確認するのがおすすめです。ウォーターボムのような都市型の水祭りが大人中心なら、こちらは間違いなく家族連れ・子ども比率の高い雰囲気でした。水鉄砲を持った子どもたちがキャッキャと走り回るので、大人の私もいつの間にか一緒になってはしゃいで水を撃っていました。

入場料5,000ウォン、17時以降は無料 — 時間戦略が大事です
行く前に必ず知っておきたいのが入場料です。以前は無料でしたが、2025年から有料に切り替わりました。入場料は5,000ウォンで、面白いのは17時以降なら無料で入れる点です。主な水遊びプログラムは9時30分から17時まで運営されるので、昼に思いきり遊びたいなら入場券を買うのが正解ですし、夜のウォーターバトルや雰囲気だけ楽しみたいなら夕方以降に無料で入る作戦も可能です。入場券のほかに、水プール、入場+水プールのパッケージなどの利用券が別にあるので、動線に合わせて選べば大丈夫です。
体験はたいてい別料金です。誰でも1匹は釣れるという素手のマスつかみ取りが20,000ウォン、捕まえたマスを焼いてくれるのが追加で10,000ウォン。タムティ公園と会場を往復するシャトル・ロードトレインが5,000ウォン、広川川洞窟の入場料が含まれるトラクター体験が7,000ウォン、ペダルボートが3,000ウォンほどでした。現地であれこれ楽しむと、思ったより出費が増えることがあるので、家族連れならあらかじめ予算を組んでおくのがいいです。少し現金を持っていくと、小さな売店でも安心でした。
海外旅行者の一日動線 — 到着から帰宅まで
正直、平昌の大化面は公共交通で行くには楽な場所ではありません。最も現実的なのはレンタカーです。カーナビには「江原特別自治道 平昌郡 大化面 ヘットゥルマウルギル 49-7」と入れると会場へ案内されます。公共交通で行くなら、KTXで珍富(五台山)駅まで来たあとタクシーか市外・農漁村バスで大化面へ移動する形になりますが、田舎のバスは本数が少ないので、平昌郡バス情報システムで時間を事前に確認するのが必須です。
現地に着いても、英語案内や通訳サービスはあまり期待できません。ただ、プログラム自体が「水鉄砲を持って水をかけて遊ぶ」という直感的な内容なので、言葉が通じなくても雰囲気で十分楽しめます。ウォーターバトルが始まると、あちこちからウォーターキャノンが水を噴き上げ、バケツの水爆弾が頭上に降ってきますが、この瞬間ほど言葉がいらないことはありませんでした。びしょ濡れになったあとは、マッククスやトウモロコシなど江原道の食べ物がある酒場村でお腹を満たせばOKです。体を動かす水遊びが負担に感じる方は、湧き水の足湯場に足を浸けたり、大きな日よけ付きマットエリアで休んだりしてもいいです。

ひとつのおすすめは、祭り会場から車で3分の場所にある広川川洞窟です。内部温度が年間を通して12℃に保たれる天然洞窟で、真昼に熱く遊んだあと洞窟に入ると、手の甲に冷たい風が当たるほど涼しいです。子どもと一緒なら、「走り回る → 洞窟で休む」を繰り返すのが、一日を疲れずに過ごすコツです。夜をゆったり過ごしたいなら、夢の大化キャンプ場で1泊して、地面噴水や夜の雰囲気を楽しむのも方法です。帰りは真っ暗な田舎道の運転になることがあるので、レンタカーならあまり遅くならないうちに出発するのをおすすめします。
びしょ濡れになる覚悟、着替えは必須
ここは「見る」祭りではなく「濡れる」祭りです。水着を着なくても水遊びはできますが、ウォーターバトルに一度入れば服は全部濡れるので、着替えとタオル、防水バッグは必ず持っていってください。子どもは体温を保つためにラッシュガードのような水遊び用ウェアがいいです。スマートフォンが濡れるのが最もよくある事故なので、防水ケースは本当に役立ちました。日差しが強い昼には、帽子と日焼け止め、アクアシューズも持っていくといいです。
混む時間帯はやはり週末の昼です。2025年には1日平均2,500〜3,500人が訪れたほど、家族連れでにぎわっていました。ゆったり楽しむなら平日か午前中早めに行くのがおすすめです。マスつかみ取りのような人気体験は早く締め切られることがあるので、到着したらまず動線を組んでおくのがいいです。もうひとつ、雨が降ってもどうせ濡れる水祭りなので、雨天でもプログラムは進行する傾向がありますが、雷が鳴ると水遊びは制限されることがあるので、天気は確認してから行ってください。
こんな方におすすめです
水にびしょ濡れになって暑さを吹き飛ばしたい家族、とくに子どもと一緒に江原道の涼しい自然のなかで一日を過ごしたい方に、自信を持っておすすめします。都会の華やかなウォーターボムの代わりに、湧き水と洞窟、マッククスが調和した平昌ならではの素朴で涼しい夏を味わいたいなら、きっと満足できるはずです。水鉄砲を一本手にして童心に帰る一日、思った以上に長く記憶に残ります。
| 項目 | 点数 | 根拠 |
|---|---|---|
| 言語アクセス | 2.0 | 英語案内・通訳はほとんどないが、水遊びなので直感的に参加可能 |
| 交通アクセス | 2.0 | 大化面は公共交通が不便でレンタカーが現実的、田舎バスの本数も少ない |
| 外国人向け施設 | 2.5 | 外国人専用の利便性は限定的だが、足湯場・日よけ・キャンプ場など休憩スペースは充実 |
| 地域文化体験 | 4.0 | 冷たい湧き水・広川川洞窟・マスつかみ取り・マッククスなど、平昌ならではの自然と食の体験が豊富 |
| コスパ | 3.5 | 入場料5,000ウォン・17時以降無料は合理的だが、体験費が別なので合計すると負担感あり |
| 清潔さ/安全 | 4.0 | 湧き水を使用し、家族連れ中心の運営で比較的快適かつ安全な雰囲気 |
| 食べ物/設備 | 3.5 | マッククス・トウモロコシ・マス焼きなど地域グルメの屋台村を運営 |
この記事は公式発表と過去回の報道を確認して編集部がまとめたもので、現地訪問レポートではありません。最終的な日程・料金は公式サイトでご確認ください。
祭り詳細情報
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祭り期間7/24/2026 ~ 8/2/2026
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祭り会場Gangwon-do Pyeongchang-gun Haetttil Village-gil 49-7
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利用料金有料
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タグPyeongchang Heat-Hunting Festival 江原道の夏のフェスティバル 水遊び 大型ウォータキャノン マッククス(そば切り) 大和面 Ttangtti公園