天灯山の麓にある奉停寺、極楽殿と大雄殿を結ぶ安東の山寺
安東市西後面の天灯山の麓に位置する奉停寺は、新羅の文武王の時代に創建されたと伝えられる山寺です。国宝の極楽殿と大雄殿、宝物の古今堂・華厳講堂を約30分で見学でき、市外バスターミナルからは51番バスを利用できます。
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天燈山の麓にある鳳停寺が現在の山寺となった背景
鳳停寺は慶尚北道安東市西後面、天燈山の麓にある寺院です。大韓仏教曹渓宗第16教区本寺である孤雲寺の末寺で、新羅の文武王の時代に義湘大師または能仁大徳が創建したという記録が残っています。
公式の寺院案内では、新羅文武王12年、すなわち672年に能仁大徳が修行した後、紙で作った鳳を飛ばし、その鳳が舞い降りた場所に寺を建てて鳳停寺と名付けたという伝説を紹介しています。坐禅道場として名を広めていた時期には、付属の庵が9か所あったと伝えられています。朝鮮戦争の際に経典や寺誌などが焼失し、詳しい歴史を残すことが難しくなりました。
672年創建説と朝鮮初期の75間の寺院の痕跡
鳳停寺の規模は時代によって変化しました。朝鮮初期には『八万大蔵経』を所蔵し、約500結の田畑、安居僧約100人、75間の建物を備えた大寺院だったと記録されています。
2000年2月、大雄殿の屋根の補修工事で、中国の年号である宣徳10年、すなわち1435年、朝鮮世宗17年に作成された棟上げ文が発見されました。この記録は、鳳停寺が現在見られる数棟の殿閣だけで成り立つ場所ではなく、何度も重修された山寺であることを示しています。
国宝・極楽殿で先に見る構造と1900年の仏画
極楽殿は国宝第15号で、現存する韓国の木造建築の中で最も古い建物として紹介されています。正面3間、側面4間の切妻屋根を持つ柱心包様式の建物で、1363年、高麗恭愍王12年に屋蓋部を重修したという記録が、1972年の解体復元過程で発見されました。
極楽殿の解体補修工事の際に発見された1625年、仁祖3年の棟上げ文には、1363年の重創記録が残っています。内部の後仏掛け軸は1900年に制作され、サイズは横195cm、縦176cmです。
国宝・大雄殿と1713年の霊山会上図
大雄殿は国宝第311号で、自然石の乱積みによる基壇の上に建てられた、正面3間、側面3間の平屋建てです。二重軒の入母屋屋根と多包様式を用いており、現存する多包系建築の中で最も古い木造建築と推定されています。
大雄殿の仏壇には釈迦牟尼仏と観世音菩薩・地蔵菩薩が安置されています。本尊の釈迦牟尼仏は高さ約150cm、左右の脇侍仏はそれぞれ約130cmです。後仏掛け軸である霊山会上図は1713年5月1日に制作され、横380cm、縦360cmです。
古今堂・華厳講堂・三層石塔を一つの境内で読み解く方法
極楽殿前方の西側にある古今堂は宝物第449号で、正面3間、側面2間の切妻屋根を持つ建物です。華厳講堂は宝物第448号で、僧侶たちが教理を学んだ場所であり、オンドル部屋の構造を備えています。
極楽殿の正面には高麗時代中期に造られた三層石塔があり、慶尚北道有形文化財第182号に指定されています。塔の総高は318cmです。このほか鳳停寺には、宝物第1614号の霊山会上壁画と、宝物第1620号の木造観音菩薩坐像もあります。
安東市外バスターミナルから51番で鳳停寺へ
住所は慶尚北道安東市西後面鳳停寺道222です。公共交通機関では、西後・鳳停寺行きの市内バス51番を利用できます。公式時刻表によると、安東初等学校前発の時刻は06:00、08:15、10:40、13:30、17:10、18:50、市外バスターミナル発の時刻は06:10、08:25、10:50、13:40です。
51番バスは鳳停寺に06:50、09:20、11:50、14:45に到着し、鳳停寺発の時刻は06:50、09:20、11:50、14:45、18:00、19:20と案内されています。本数の多い路線ではないため、安東市外バスターミナルを出発する前に、帰りの時刻まで一緒に計画する必要があります。自家用車の場合は、西安東インターチェンジから安東方面へ進み、鳳停寺へ向かうルートが公式案内に示されています。
07:00から無料で入場し、約30分見学
安東市の観光案内によると、夏季の観覧時間は07:00~19:00、冬季は08:00~17:00で、年中無休です。鳳停寺の公式案内による入場料は無料で、全体の観覧所要時間は約30分です。代表電話番号は054-853-4181、ファクス番号は054-853-4185です。
駐車の可否と駐車料金、車いす・ベビーカーの利用しやすさ、撮影禁止区域、英語案内や音声ガイドの有無は、案内された情報だけでは判断できません。寺院の殿閣は礼仏や保存管理の状況により立ち入り範囲が変わる場合があるため、外国人訪問者は殿閣内へすぐに入るのではなく、案内標識と現地の指示にまず従うのが安全です。公式ホームページは http://www.bongjeongsa.org です。
ユネスコ山寺・鳳停寺で見落としやすい霊山庵
鳳停寺は、通度寺・浮石寺・法住寺・麻谷寺・仙岩寺・大興寺とともに、「山寺、韓国の山地僧院」を構成する7寺院の一つであり、この遺産は2018年にユネスコ世界遺産に登録されました。鳳停寺の霊山庵は慶尚北道民俗文化財第126号です。
公式文化遺産案内には、5月2日と3日の19:00~21:00に鳳停寺の縁起説話プログラム、8月12日から15日までの19:00~21:00に「鳳停寺の仏画が世界へ出てくる」プログラムが掲載されています。霊山庵では10月21日の19:00~21:30にお茶と芸術を味わうプログラムも案内されているため、通常の観覧と行事への参加を分けて予定を組む必要があります。
訪問前の確認
- 住所
- 慶尚北道安東市西後面鳳停寺道222
- 営業時間
- 夏季07:00~19:00 / 冬季08:00~17:00
- 休業日
- 年中無休
- 料金
- 無料
- 電話
- 054-853-4181
- 公式サイト
- http://www.bongjeongsa.org
- 交通
- 市内バス西後・鳳停寺行き51番:安東初等学校前・市外バスターミナル発および鳳停寺発の時刻が公式に案内されています。自家用車は西安東インターチェンジ→安東方面→鳳停寺。
- 所要時間
- 安東市観光案内基準、全体の観覧約30分
上記の情報は作成時点のものです。訪問前に公式案内を再度確認してください。