2021年開館、望陽路山腹道路展示館で読む釜山旧市街の暮らし
釜山広域市東区の望陽路山腹道路展示館は、朝鮮戦争後に山の斜面に形成された住宅地と労働の記憶を、展示や体験を通して伝える無料の施設です。釜山駅からは508番または190番のバスでアクセスでき、展示を見た後に草梁イバグ道や168階段へ足を延ばすのにも便利です。
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2021年7月1日、山腹道路の暮らしの歴史を展示館に移した理由
望洋路山腹道路展示館は、2021年7月1日に開館した展示館で、釜山・東区の山腹道路における近現代の暮らしの歴史を紹介している。朝鮮戦争後、平地に定住できる場所が不足していた避難民が山の斜面に上がって住居をつくったことで、釜山の山腹道路が形成され、展示館にはその過程で生まれた家・路地・仕事場の記録が集められている。
望洋路は、釜山港を眺める道という意味で名付けられた。東区を中心に西区と釜山鎮区を結び、山の斜面の住宅地と生活の場をつないだ旧市街の道であり、展示解説には1964年に開通した山腹道路と、凡一洞・佐川洞・水晶洞・草梁洞を走った86番マイクロバスの話も含まれている。

10のテーマで構成されたアーカイブゾーンで出会う東区の植民地期・戦争・工業化
展示館のアーカイブゾーンは10のテーマで構成され、植民地期から朝鮮戦争を経た東区の変化をまとめている。山の下にあった埠頭・国際市場・ゴム工場や靴産業で働いていた人々が、山腹道路の住宅地へ戻っていった暮らしの歴史が中心となっている。
展示には、昔の写真や新聞資料、山腹道路の住宅模型、練炭ばさみや石油コンロなどの生活道具が含まれている。1950年代に東区一帯に形成された螺鈿漆器・貝殻細工家具通りの記憶は、入口通路に設置された貝殻細工の壁面展示へとつながり、佐川洞家具通りとも地域史的に結び付いている。

メディアアート・家の模型・音の体験まで、3階で楽しむ参加型観覧
展示館は、読むことを中心とした資料室だけでなく、アーカイブゾーン、メディアアートゾーン、プレイゾーン、記念品体験ゾーンで構成されている。メディアアートゾーンではモーションカメラを活用し、来館者の動きに山腹道路の風景が画面上で反応する体験を提供している。
プレイゾーンでは、家の模型づくりや音声電話機などを通じて山腹道路の住民の話に触れることができ、記念品体験ゾーンでは家・山・空・道の形をしたスタンプやシールを使って絵はがきを飾ることができる。東区の現場の音を聞くコンテンツもあり、写真資料だけでは伝えにくい路地の生活感を補っている。

火曜~日曜10:00~19:00は無料観覧、月曜・旧正月・秋夕の連休は避ける
観覧時間は火曜日から日曜日までの10:00~19:00で、毎週月曜日と旧正月・秋夕の連休は休館となる。入場料は無料で、観覧前に日程の変更がないか代表電話051-462-1020で確認しておくと安心だ。
公式観光案内ページでは、展示館にスロープと一般駐車場があると案内している。屋内展示と窓外の眺望を一緒に見る予定なら40分~1時間を見込み、スタンプや絵はがきの体験まで行う場合は、もう少し余裕を持つのがよい。

釜山駅5番出口から508・190番、東一パークマンション停留所の裏から徒歩2~3分
公共交通機関では、釜山都市鉄道1号線の釜山駅5番出口から向かう。釜山駅停留所で508番または190番バスに乗り換え、東一パークマンション停留所で下車してから展示館までは徒歩約2~3分である。
東一パークマンション停留所には38番、86番、186番、190番、508番も停車する。山腹道路は坂道や曲がりくねった道が多い地域なので、大きなスーツケースを引いて釜山駅から全区間を歩いて上るより、バスを利用するほうが現実的であり、下車後は道路端を歩く際に注意が必要だ。
- 住所:釜山広域市 東区 望洋路488 3階
- 郵便番号:48809
- 座標:北緯35.1177127465、東経129.0332367504
- 最寄りのバス停:東一パークマンション、約83m
草梁2洞第2公営駐車場3階とつながる入口、車での利用は1時間以内か事前確認
展示館は草梁2洞第2公営駐車場3階の一部空間とつながっており、公式観光案内には望洋路山腹道路展示館の駐車場を利用できると記載されている。車で向かう場合、望洋路は道幅が広くなく坂道区間もあるため、週末や桜の時期には公共交通機関のほうが便利な場合がある。
2025年8月に掲載された訪問記録では、展示館来館者の駐車は1時間以内と案内され、来館車両以外の駐車禁止および利用前の展示館への問い合わせについても言及されている。駐車条件や運営状況は変更される可能性があるため、出発前に051-462-1020へ駐車可能かどうかを先に尋ねるとよい。

展示館の裏にはイバグ工作所、続いて168階段モノレールまで組み合わせる
展示館の近くにはイバグ工作所があり、住所は釜山広域市 東区 望洋路486番キル14-13である。イバグ工作所も山腹道路の暮らしに関する資料を扱う空間なので、両方を続けて訪れると、展示館のアーカイブと実際の草梁山腹道路の動線がつながる。
その後は草梁イバグキルと168階段モノレール、柳致環の郵便ポスト、釜山チャイナタウンを組み合わせることができる。展示館は3階の屋内空間だが、周辺の移動には階段や坂道が含まれるため、車いす・ベビーカー利用者は、展示館内部のスロープの有無と外部の動線を電話で先に確認するとよい。外国語案内の提供状況については別途確認できる情報がないため、電話での問い合わせが必要だ。
写真は8枚確保したものの、有効な現地写真は7枚だけ確認された理由
望洋路山腹道路展示館専用の写真として確認された画像は、韓国観光公社の観光情報画像4枚と現地訪問記録の画像3枚である。画像の原文altが場所名と一致する資料のみを使用し、イバグ工作所・168階段・金敏夫展望台のように周辺の場所として表記された画像は本文から除外した。
動画検索は実行したが、YouTube検索サービスの日間クォータ超過により結果を取得できなかった。そのため、この記事には検証可能な動画URLを掲載しておらず、展示館の開館時間・休館日・駐車条件は訪問直前に電話で再確認する必要がある。

訪問前の確認
- 住所
- 釜山広域市 東区 望洋路488 3階
- 営業時間
- 火曜日~日曜日 10:00~19:00
- 休業日
- 毎週月曜日、旧正月・秋夕の連休
- 料金
- 無料
- 電話
- 051-462-1020
- 公式サイト
- https://visitbusan.net/index.do?lang_cd=ko
- 交通
- 釜山都市鉄道1号線釜山駅5番出口 → 釜山駅停留所で508・190番に乗り換え → 東一パークマンション停留所で下車後、徒歩2~3分。38・86・186・190・508番も東一パークマンション停留所に停車。
- 駐車場
- 望洋路山腹道路展示館の駐車場を利用可能。2025年8月の訪問記録では、来館者の駐車は1時間以内とし、事前の問い合わせを案内している。
- 所要時間
- 40分~1時間
- アクセシビリティ
- 公式観光案内ではスロープと一般駐車場を表示。外部の山腹道路の動線には坂道・階段があるため、車いす・ベビーカーを利用する前に電話での問い合わせを推奨。外国語案内の有無は要確認。
上記の情報は執筆時点のものです。訪問前に公式案内を再度ご確認ください。
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