光化門の北を向いて座る高さ6.2mの世宗大王像――ハングルと科学を読み解く40分
世宗大王像は、景福宮の光化門前にある光化門広場に2009年10月9日に建立されたソウル未来遺産です。像の前にある科学器具と、後方の地下にある「世宗物語」を併せて見学すると、ハングル創製者という一面にとどまらず、世宗時代の国家運営を立体的に理解できます。
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2009年10月9日、光化門前に再び置かれた高さ6.2mの坐像
世宗大王像は、ソウル特別市鍾路区世宗大路172、光化門広場北側区間にある。2009年10月9日、第563回ハングルの日に除幕され、像の高さは6.2m、幅は4.3m、重量は約20tである。彫刻家で弘益大学校教授の金永元による作品で、王が本を手に南を向いて座る姿を表している。
この場所は単なる記念撮影スポットではなく、朝鮮王朝の行政中心軸とつながっている。景福宮前の通りは朝鮮時代の六曹通りで、1395年に景福宮・宗廟・官衙とともに造成された。光化門広場は2009年に初めて広場の形を整え、月台の復元などを反映して2022年8月に再び開場した。

本・渾天儀・測雨器・仰釜日晷から読み解く世宗の国家プロジェクト
像の正面には、渾天儀、測雨器、仰釜日晷をかたどった造形物が置かれている。渾天儀は天体の位置と運行を調べる器具で、測雨器は降雨量の測定に用いる器具、仰釜日晷は日時計である。ハングルだけでなく、天文・気象・時間の測定まで、国家が民の生活と農業のために知識を体系化しようとした背景を一つの場所で見ることができる。
像の後ろにある6本の列柱には、集賢殿学士図、鑄字所図、六鎮開拓図、対馬征伐図、知音図、書雲観図が浮き彫りで表現されている。したがって像の前では科学器具を見て、後ろでは学問・出版・国防・音楽・天文を象徴する浮き彫りを順番に読み取るのが最も効率的である。写真だけ撮って移動すると、この6つのテーマを見落としやすい。


像の後ろにある地下の「世宗物語」まで下りるべき理由
像の裏側には、地下展示空間「世宗物語」へ続く入口がある。ソウル市の案内コースでは、世宗文化会館地下2階の忠武公物語案内所から世宗物語の展示場を通り、世宗大王像へ上がる順序が示されている。地上の像と地下展示を合わせるとおよそ40~60分、像と科学器具だけを見るなら15~20分ほどが適切である。
世宗物語では、世宗の生涯とハングル、科学、国楽、国防政策を展示で関連づけて見ることができる。像から見える本や科学器具が何を意味するのか説明が必要な外国人旅行者なら、地上からすぐに立ち去るより、展示室を先に、または後に合わせて見るほうが理解しやすい。展示の運営日程は行事・施設の事情によって変更される場合があるため、訪問当日に光化門広場公式ウェブサイトのお知らせを確認するのが安全である。

5号線光化門駅1番出口から291m、景福宮まで続く動線
地下鉄は5号線光化門駅1番出口から約291m、徒歩約4分が最も簡単である。エレベーターを利用する場合は、光化門駅8番出口から約100m移動する方法が案内されている。3号線景福宮駅6番出口からは約481m、徒歩約8分で、エレベーターを基準にすると4番出口から約500mである。
バスは世宗文化会館停留所に703番、光化門(中央)停留所に101・103・150・160・260・270・271・273・370・470・601・720・721・741番と、深夜のN26・N37番などが停車する。像から北へ光化門と景福宮を結び、南へ李舜臣将軍像と清渓川方面を結ぶ歩行ルートなので、景福宮見学の前後に組み込みやすい。
無料・常時開放だが、行事の日は広場の動線が変わる
世宗大王像のある光化門広場は入場無料で、常時開放されている空間であり、定休日はない。代表問い合わせ先はソウル市ダサンコールセンター02-120で、公式案内はhttps://gwanghwamun.seoul.go.krで確認できる。別途予約なしで像の周辺を見て回ることができる。
光化門広場は、ソウルライト、パレード、記念行事、集会などの大規模イベントが開かれる場所でもある。行事の設営物や安全規制によって像周辺への接近や写真の構図が変わる可能性があるため、特に週末・祝日・夕方に訪れる前は公式ウェブサイトの行事日程を確認するのがよい。静かに像と浮き彫りを見たいなら、行事開始前の早朝または平日昼間がより適している。
駐車より地下鉄、車いす・ベビーカーは8番出口のエレベーター
光化門広場自体に専用駐車場はないため、公共交通機関の利用が実用的である。自家用車の場合は世宗文化会館・世宗路一帯の有料駐車場を探す必要があり、公演・祭り・週末には混雑や満車の可能性を考慮しなければならない。駐車料金と運営時間は施設ごとに異なるため本文では断定せず、利用する駐車場の当日の案内を確認する必要がある。
車いすやベビーカーでの移動には、光化門駅8番出口のエレベーターを利用した後、約100m移動するルートが案内されている。広場の地上部は平坦な歩行空間だが、世宗物語の見学まで予定するなら、入口とエレベーターの位置を現地案内板で先に確認するのがよい。外国語の案内が必要な場合は、ソウル市観光案内と光化門広場公式案内の言語選択機能を併用できる。
ハングル文字広場と11,172人の文字が残した世宗路の次の風景
世宗大王像から世宗文化会館方面へ進むと、ハングル文字広場が続く。ここには朝鮮語学会ハングル守護記念塔と詩人・主要韓の詩「雨音」の詩碑があり、15世紀の訓民正音創製と近現代のハングル保存運動を一つの通りでつなげて見ることができる。
ハングル文字広場のサイコロ型造形物には、11,172人による異なる文字が刻まれている。像の前で世宗時代の文字創製を見た後、この空間で現代の市民の文字を見る順序で締めくくれば、「王の記念物」だけにとどまらない。時間があと20分あるなら、像→ハングル文字広場→世宗文化会館外部の順に歩くルートが適している。
訪問前の確認
- 住所
- ソウル特別市鍾路区世宗大路172
- 営業時間
- 常時開放
- 休業日
- 年中無休
- 料金
- 無料
- 電話
- 02-120
- 公式サイト
- https://gwanghwamun.seoul.go.kr
- 交通
- 5号線光化門駅1番出口から徒歩約4分(291m);エレベーターは8番出口から約100m。3号線景福宮駅6番出口から徒歩約8分(481m)。世宗文化会館・光化門(中央)停留所に多数のバス。
- 駐車場
- 光化門広場専用駐車場なし。世宗文化会館・世宗路一帯の有料駐車場を利用できるが、料金・混雑状況は施設ごとに確認が必要。
- 所要時間
- 像と科学器具は15~20分、世宗物語の展示まで見る場合は40~60分
- アクセシビリティ
- 光化門駅8番出口のエレベーター利用後、約100mのルートが案内されている。広場の地上部は平坦な歩行空間。
上記の情報は執筆時点のものです。訪問前に公式案内を再度確認してください。