清凉山南斜面から読む仁川上陸作戦記念館
仁川上陸作戦記念館は、仁川広域市延寿区にある戦争史記念館で、1950年9月15日に行われた作戦の背景と展開を展示しています。館内のジオラマや朝鮮戦争の遺物、屋外の軍用装備を見学でき、無料観覧と車いすでの利用に関する情報もまとめています。
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1984年に市民の寄付金で建てられた清凉山記念館
仁川上陸作戦記念館は、仁川広域市延寿区清凉山の南斜面の麓に、1984年に建設されました。朝鮮戦争当時、国を救う契機となった仁川上陸作戦の歴史的事実を記念・保存するための施設であり、自由民主主義を守るために犠牲となった参戦勇士の精神を記憶する戦争史記念館として紹介されています。
建設には仁川市の予算28億ウォンと市民の寄付金15億ウォンを合わせ、計43億ウォンが投入されました。仁川商工会議所を中心に、地域の企業家や一般市民が募金に参加したことから、軍事作戦だけでなく、仁川市民の記憶と支援も反映された場所です。

1950年9月15日、クロマイト作戦の目標
仁川上陸作戦は1950年9月15日に行われ、作戦名はクロマイト作戦(Operation Chromite)でした。朝鮮半島中部の仁川に奇襲上陸し、ソウルを奪還するとともに、北朝鮮軍の兵站線を遮断することが主な目的でした。
上陸部隊は地上軍7万5,000人と艦船261隻で構成されました。最初の攻撃目標である緑色海岸は現在の月尾島で、午前6時33分に上陸が行われました。同日午後には、赤色海岸である現在の北城洞と、青色海岸である現在の龍峴洞にも上陸し、海岸の橋頭堡を確保しました。
その後、国連軍は1950年9月18日からソウル奪還作戦に乗り出し、9月28日にソウルを完全に奪還しました。展示館を見る際、作戦日、三つの海岸、ソウル奪還日を順番につなげて考えると、記念館が説明しようとする戦勢逆転の流れを理解しやすくなります。
約2万4,000㎡の敷地で屋内と屋外を分けて見学
記念館の敷地は約2万4,000㎡の規模で、展示館、映像館、屋外展示場、自由守護の塔、展望台などで構成されています。屋内外には仁川上陸作戦関連の遺物や資料約730点が展示されており、小さな文書や武器から大型装備まで、見学対象が分かれています。
展示館内には、作戦の全容を一目で把握できるジオラマや、朝鮮戦争当時の武器・遺物があります。マッカーサー将軍の胸像と関連資料、フォトスポットも設けられており、作戦指揮と記念の方法が一つの空間に共存している点が特徴です。
屋外展示場には、水陸両用装甲車、上陸用舟艇、艦砲、戦車、偵察機など、退役した実物の軍事装備が展示されています。屋内の説明を先に読んでから屋外の装備を見ると、上陸作戦に使用された移動手段や火力が、抽象的な地図よりも具体的に感じられます。


09:00~18:00の見学、最終入場は17:30
延寿区の案内による見学時間は09:00~18:00で、最終入場は17:30です。入場料は無料のためチケット代はかかりませんが、17:30以降は入場できません。朝から夕方まで開館していますが、屋内展示と屋外展示の両方を見るには、閉館間際より余裕を持って到着するほうが安心です。
定期休館日は毎週月曜日で、1月1日、旧正月、秋夕の当日も休館します。代表電話番号は032-832-0915、公式ウェブサイトはhttp://www.landing915.com/です。開館時間と休館日は2026年の案内に基づく情報なので、旅行日程では月曜日と祝祭日の当日を先に除外すると、無駄足を減らせます。
- 住所:仁川広域市延寿区清凉路138
- 入場料:無料
- 見学時間:09:00~18:00
- 最終入場:17:30
東幕駅1番出口からバスで松島遊園地へ
仁川地下鉄1号線を利用する場合は、東幕駅1番出口から6-1番または8番のバスに乗り、松島遊園地で下車します。東仁川駅からは6番または16番のバスに乗り、松島遊園地停留所で下車するルートが紹介されています。
水仁線を利用する場合は、松島駅から16番のバスに乗り、チュクヒョン小学校・仁川市立博物館停留所で下車する方法が案内されています。その他のアクセスバスとして、8番、9番、111-2番、65-1番、523番、9200番が資料に示されており、松島遊園地(道路交通公団)とチュクヒョン小学校(仁川市立博物館)が主な下車地点です。
松島駅と記念館は地図上では近く見えても、体験談では実際には徒歩移動に適さない距離だと述べられています。初めて訪れる外国人は、駅から無理に歩くよりもバス区間を含めてルートを組み、バスの運行間隔は別途確認できていないため、乗り換えには余裕を持つほうがよいでしょう。

無料駐車場50台と車いすでの移動ルート
駐車場は無料で、50台利用可能と案内されています。自動車で訪れる場合は、仁川広域市延寿区清凉路138を目的地に入力すればよいですが、駐車台数は50台のため、週末やイベント開催日には公共交通機関も併せて検討する価値があります。
バリアフリー案内によると、駐車場出入口から屋内展示館までスロープが設置されており、車いすでアクセスできます。車いすは展示館入口右側で2台まで借りられ、障害者用トイレもあります。
障害者用駐車場は、記念館駐車場に4台、来館者駐車場に1台と案内されています。ベビーカーのアクセス性についての別途案内は確認できず、チケット売り場から展示館までの正確な徒歩距離や上り坂の程度も示されていません。そのため、歩行補助が必要な同行者がいる場合は、代表番号032-832-0915へ事前に移動ルートを問い合わせるのが現実的です。

映像館は20人以上の団体利用条件を確認したい場所
記念館には展示館とは別に映像館があり、観光案内資料では、当時の作戦状況をジオラマで確認できるLVT映像室が紹介されています。ただし、2025年の政策研究では、映像館は20人以上の団体来館者に限って利用可能で、活用上の制約があると調査されています。
したがって、個人旅行者や少人数のグループは、映像館の上映を当然見られると考えるよりも、展示館のジオラマや資料を基本の見学対象にするほうが正確です。映像館の利用条件は変更される可能性があるため、団体の場合は訪問前に代表番号032-832-0915へ確認するとよいでしょう。
撮影禁止の有無、英語案内や音声ガイドの提供状況、現金のみの対応かどうかは、案内された情報では確認できませんでした。外国人訪問者は無料入場であっても、パスポートや決済手段が必要だと決めつけず、必要な言語サポートの有無を電話で問い合わせるほうが安全です。
八尾島を望む景色と、2024年の外国人来館者10,371人
清凉山の裾野にある記念館からは松島沖が見渡せ、晴れた日には遠く八尾島まで望めると紹介されています。展望台と自由守護の塔は、屋内展示とは異なる方向から仁川の海岸地形を眺める空間なので、海岸上陸作戦を地形とともに考えてみることができます。
2024年の年間来館者数は95,061人で、一般人は58,415人、子ども・青少年は22,492人、外国人は10,371人、軍人は3,783人でした。外国人来館者も別途集計されるほど訪れる場所ですが、英語案内や音声ガイドの提供状況は確認できませんでした。
来館者数は2019年の179,970人から、2020年は27,503人、2021年は26,553人、2022年は59,695人、2023年は109,569人へと変化し、2024年には2023年より13.2%、2019年より47.2%減少しました。文化観光解説士は2024年12月末時点で1日3回の定期解説を行っていると調査されているため、解説を希望する場合は時間と実施状況を事前に問い合わせる必要があります。

訪問前の確認
- 住所
- 仁川広域市延寿区清凉路138
- 営業時間
- 09:00~18:00(最終入場17:30)
- 休業日
- 毎週月曜日、1月1日、旧正月・秋夕の当日
- 料金
- 無料
- 電話
- 032-832-0915
- 公式サイト
- http://www.landing915.com/
- 交通
- 仁川地下鉄1号線東幕駅1番出口から6-1番・8番バスを利用、東仁川駅から6番・16番バスを利用、松島駅から16番バスを利用。主な下車停留所は松島遊園地(道路交通公団)およびチュクヒョン小学校(仁川市立博物館)。
- 駐車場
- 無料駐車、50台利用可能と案内
- 所要時間
- 体験談を基準とした推奨見学時間は確認できず
- アクセシビリティ
- 駐車場出入口から屋内展示館までスロープが設置され、車いすでアクセス可能。車いす2台を貸し出し可能(展示館入口右側)、障害者用トイレあり。障害者用駐車場あり(記念館駐車場4台、来館者駐車場1台)。ベビーカーのアクセス性についての別途案内は確認できず。
上記の情報は作成時点のものです。訪問前に公式案内を再度ご確認ください。
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