1684年の移転後も残る地平の学び舎、地平郷校
地平郷校は、朝鮮前期に建てられ、1684年に現在地へ移転した楊平郡地平面の郷校である。常時公開されている場所ではないため、旧暦の1日・15日、または事前の問い合わせによる見学を前提に予定を立てるとよい。地平駅、郷校村バス停、地平里戦闘記念館を組み合わせて訪れるのが現実的だ。
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1684年の移建と1773年の重建の間に刻まれた砥平郷校の時間
砥平郷校は京畿道文化財資料第20号に指定され、1983年9月19日に登録された。住所は京畿道楊平郡砥平面砥平路333である。郷校は朝鮮王朝時代の地方公立儒学教育機関で、経典・歴史・詩文を教え、聖賢を祀る役割を担った。
創建年代については、文献によって表現が異なる。朝鮮前期に初めて建てられたという記録があり、明倫堂で発見された1684年の棟札は、粛宗10年に現在の場所へ移された事実を裏付けている。京畿道文化遺産資料では、英祖49年にあたる1773年に儒学の聖賢を配祀し、教育・教化のために創建したと整理されているため、初期創建・1684年の移建・1773年の重建という流れで理解するのが正確である。

明倫堂の前、大成殿の後ろへ続く前学後廟の配置
境内は前方に講学空間、後方に祭享空間を置く前学後廟の形式である。明倫堂は儒生が学んだ講学建築で、大成殿は孔子と中国・朝鮮の聖賢の位牌を祀る祠堂である。
大成殿は正面3間・側面2間の切妻屋根の建物で、明倫堂は正面4間・側面2間の規模である。大成殿・明倫堂のほか、外三門と内三門、東斎・西斎があり、大成殿には孔子を含む儒教の聖賢25人の位牌が祀られている。東廡・西廡は現在残っていない。

旧暦の1日・15日だけ開放される見学、出発前に031-770-2474で確認
砥平郷校は毎日決まった時間に常時開放されている観光地ではない。案内情報によると、毎月旧暦の1日と15日に開放され、別途問い合わせれば見学も可能である。春・秋には春秋釈奠が行われ、毎月旧暦の1日と15日には定期的な焚香が行われる。
入場料は無料で、別途定められた定休日は公開されていない。ただし門が閉まっている日は内部の見学が難しい場合があるため、楊平郡観光問い合わせ電話031-770-2474に、開放の有無と当日の入場可能範囲をあらかじめ確認することが必須である。公式案内経路は楊平郡砥平面ホームページの「観光地および国家遺産―砥平郷校」ページである。

砥平駅1番出口から14分、郷校村バス停からは約3分
鉄道では京義・中央線砥平駅1番出口から約14分かかる。砥平駅は首都圏電鉄の東側終点の一つなので、ソウル・清凉里方面から移動する際は、まず列車の時刻表を確認する必要がある。
バスは郷校村A・郷校村Bバス停を利用すればよい。郷校村Aには1-13・1-43・1-63・2-6・7-2・22・24・77-2番、郷校村Bには1-3・1-23・1-33・1-53・2-6・22番が停車し、砥平里戦闘記念館を基準にバス停から徒歩3分である。郷校前の乗り場にある広灘方面の時刻表には、2-6番07:45、7-2番08:00、77-2番10:15・13:25・15:15・19:10などが案内されているが、道路事情により変更される場合がある。

小型車40台・大型車2台の駐車場、ベビーカーの貸し出しはなし
自家用車で訪れる場合は境内の駐車場を利用でき、案内上は小型車約40台と大型車2台以上を収容する。祭享や伝統文化教育行事がある日は、一般見学者の車両動線が変わる可能性があるため、団体で訪問する場合は事前の問い合わせが安心である。
ベビーカーの貸し出しサービスはなく、ペットの同伴もできない。車いすの利用可能範囲や外国語による現地案内の有無は、公開された公式情報では確認できないため、移動補助が必要な訪問者は、見学の問い合わせ時に階段・中庭の動線と出入口の開放状況も併せて尋ねるとよい。
砥平里戦闘記念館250mと砥平市場710mを結ぶ半日コース
郷校から砥平地区戦闘戦跡碑までは約250mと案内されている。戦跡碑は1951年の砥平里戦闘を記念し、1957年7月15日に歩兵第5師団が建立した施設である。郷校の朝鮮王朝時代の教育・祭享空間と、朝鮮戦争の戦跡を短い徒歩圏内で併せて見学できる。
もう少し歩くと砥平市場が約710m先にある。砥平義兵・砥平里戦闘記念館は砥平路357にあり、郷校から近い。記念館は火曜日から日曜日まで10:00~17:40、月曜日・1月1日・旧正月・秋夕当日は休館で、無料で見学できる。平均見学時間は30分~1時間である。
釈奠と青少年教育が続く「見学前の連絡」が必要な郷校
砥平郷校は過去の学校機能をそのまま運営しているわけではないが、春秋釈奠・定期的な焚香と、青少年の人格教育、伝統成人式、耆老宴、書道・伝統文化体験活動に活用されている。郷校を静かな建築物だけを見る場所と考えるよりも、祭享の日程と地域儒林の活動が残る儀礼空間として見るほうが適切である。
短時間であれば、外三門から明倫堂・内三門・大成殿へ続く軸を見て回るのに20~30分ほど見ておくとよい。ただし常時開放ではなく、内部に入れる範囲が日によって異なる可能性があるため、予約なしで遠方から訪れる旅行者には不確実性がある。開放日を確認できる人や、砥平里戦闘記念館・砥平市場まで併せて回る人により適している。
訪問前の確認
- 住所
- 京畿道楊平郡砥平面砥平路333
- 営業時間
- 常時開放ではない。毎月旧暦1日・15日に開放、別途問い合わせ時は見学可能(事前確認が必要)
- 料金
- 無料
- 電話
- 031-770-2474
- 公式サイト
- https://www.yp21.go.kr/jp/sitemap.do?key=1864
- 交通
- 京義・中央線砥平駅1番出口から徒歩約14分。郷校村A・Bバス停を利用可能。1-3、1-13、1-23、1-33、1-43、1-53、1-63、2-6、7-2、22、24、77-2番など。
- 駐車場
- 可能:小型車約40台、大型車2台以上
- 所要時間
- 約20~30分(開放範囲と祭享・行事の有無により異なる)
- アクセシビリティ
- ベビーカーの貸し出しなし、ペット同伴不可。車いすでのアクセス・外国語案内は事前の問い合わせが必要。
上記の情報は執筆時点のものです。訪問前に公式案内を再度確認してください。
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