全州扇文化館で出会う合竹扇と扇子職人
全州韓屋村の中央の路地にある全州扇文化館は、2011年に開館した無料の展示・体験スペースです。清風室に展示された扇子の遺物約60点、企画展示、扇子の絵付け体験を、1時間ほどで楽しめます。
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2011年に全州韓屋村に開館した扇子の文化空間
全州扇子文化館は2011年に開館し、全州韓屋村の中央の路地に位置しています。全羅道を統括していた全羅監営が置かれていた全州には、扇子を製作・管理する扇子庁があり、全州の古地図には扇子庁が4棟の建物で構成された大規模な施設として記録されています。
朝鮮時代の全州は質の良い竹と韓紙の産地で、扇子製作の中心地でした。現在、文化館はこの地域の扇子の歴史と芸術、職人の仕事を紹介する空間として機能しています。全州の扇子製作技術は、1993年に市・道無形文化財第10号の扇子匠に指定された後、2015年に国家無形文化財第128号の扇子匠に指定され、継承されています。

清風室の約60点と芝仙室の企画展
常設展示室の清風室では、全州扇子の伝統を受け継いできた扇子匠たちの作品や扇子の遺物を見ることができます。韓国観光公社の案内では、清風室に扇子の遺物約60点が常設展示されていると説明され、故・李基東扇子匠の寄贈作品も展示対象として紹介されています。
企画展示室の芝仙室では、全州扇子職人の招待展が開かれ、扇子と書画・文学・現代美術を組み合わせた展示が行われます。展示作品には団扇や合竹扇、創作扇子が含まれるため、折りたためる扇子と丸い扇子を比較しながら見ると、全州の製作伝統を理解しやすくなります。

合竹扇と太極扇が全州の名物になった理由
全州の扇子の中でも特によく知られているのは、折りたたんだり開いたりできる合竹扇と、太極模様が描かれた丸い扇子である太極扇です。団扇と折り扇は、展示だけでなく扇子絵付け体験の区分にも使われています。
扇子は単なる夏用品ではなく、竹と韓紙を扱う地域技術が結びついた成果です。全州扇子文化館は職人の作品と遺物を一か所に配置し、なぜ全州が扇子の製作地として発展したのか、そしてその技術がなぜ現在まで保護・継承されているのかを示しています。

団扇7,000ウォンから、折り扇10,000ウォンから始める体験
体験室では扇子絵付け体験ができ、案内されている料金は団扇7,000~12,000ウォン、折り扇10,000~15,000ウォンです。見学料は無料ですが、体験には別途料金がかかるため、無料入場だけを考えて訪れると支払い項目が異なります。
体験の流れは、韓紙を選び、竹の骨を固定した後、色を付ける順序で紹介されています。公式案内では体験プログラムは随時運営されていると説明されていますが、体験ごとの運営状況や当日の参加可否については、代表電話063-231-1774に問い合わせることができます。

10:00~18:00に見学、月曜日は休館
全州扇子文化館の利用時間は10:00~18:00で、月曜日は休館です。別の案内では営業日が火曜日~日曜日と表示されているため、月曜日を除いて訪問日程を組む必要があります。
見学料は無料で、公式観光案内の見学所要時間は1時間以内です。入場締切時刻は案内されていないため、18:00直前に到着するより、清風室・芝仙室・体験室を順番に見る時間を残しておくほうが安心です。最新の運営情報は公式ホームページ http://jeonjufan.kr/ または063-231-1774で確認できます。

殿洞聖堂・韓屋村停留所から韓屋村の奥へ
初めて全州を訪れる旅行者は、殿洞聖堂・韓屋村停留所を目的地に設定できます。この停留所付近の主な乗り換え路線として、3-1、3-2、50番台、61、88、101、119、165、350番台、380、940番台、970番台が案内されています。
停留所で降りた後の正確な徒歩距離や所要時間、地下鉄駅の出口情報は別途案内されていません。全州韓屋村観光案内所駐車場から出発する公式徒歩コースには、キムチ文化館、音文化館、伝統酒博物館、承光斎、銀杏路、韓屋村歴史館を経て、全州扇子文化館と崔明姫文学館へ続く順路が含まれています。文化館は中央小学校の裏手の路地で、崔明姫文学館と並んでいる場所として紹介されています。
駐車せずに韓屋村散策と組み合わせる日程
自家用車の駐車施設は利用不可と案内されているため、車を利用する場合は全州韓屋村観光案内所駐車場に車を置き、公式徒歩コースで移動する必要があります。文化館自体に駐車できることを前提に道順を計画すると、韓屋村の路地で再び駐車スペースを探すことになる可能性があります。
文化館では屋外展示「名画の中の扇子物語」、アートマーケット、屋外遊び広場などのプログラムが行われることがあり、中庭では伝統遊びも体験できます。展示見学だけなら1時間以内に収められますが、体験や屋外プログラムまで加えるなら、韓屋村散策の日程に余裕を持たせるのがよいでしょう。
車いすでのアクセスと訪問前に確認できない情報
正面入口にはスロープが設置され、主出入口は段差のない自動ドアになっているため、車いすでアクセスできます。開放トイレには障害者用トイレがあります。一方、ベビーカーの貸し出し可否は確認されていません。
撮影禁止の有無、現金のみの対応かどうか、英語案内や音声ガイドの有無、停留所から建物までの正確な徒歩時間については、別途案内がありません。外国人旅行者は無料見学と体験料金を区別し、体験参加や運営状況が重要であれば、063-231-1774に事前に問い合わせるのが最も直接的です。住所は大韓民国全羅北道特別自治道全州市完山区慶基殿キル93です。

風の店で職人の扇子を選ぶ方法
文化館内の風の店では、全州の扇子職人たちの作品や記念品を販売しています。全州の観光名所である豊南門と徳津蓮池のイメージを形にした商品扇子200本が2018年に製作・販売され、当時4日で完売した例もあります。
全州扇子文化館は2018年、全州ソリ祭りに訪れた海外公演団や外国人留学生・ネイティブ教師などに全州扇子120本を贈りました。2019年には国立全州博物館と業務協約を結び、小学生向けの「扇子で遊ぼう」教育プログラムも実施しました。記念品を探す旅行者は、展示と販売スペースを一緒に見て、作品の形が合竹扇なのか太極扇なのか確認してみるとよいでしょう。

訪問前の確認
- 住所
- 大韓民国全羅北道特別自治道全州市完山区慶基殿キル93
- 営業時間
- 10:00~18:00(火曜日~日曜日)
- 休業日
- 毎週月曜日
- 料金
- 無料
- 電話
- 063-231-1774
- 公式サイト
- http://jeonjufan.kr/
- 交通
- 殿洞聖堂・韓屋村停留所付近。主な乗り換え路線は3-1、3-2、50番台、61、88、101、119、165、350番台、380、940番台、970番台。全州韓屋村観光案内所駐車場から公式徒歩コースで移動可能。
- 駐車場
- 駐車施設なし
- 所要時間
- 1時間以内
- アクセシビリティ
- 正面入口までスロープが設置され、主出入口は段差のない自動ドアのため、車いすでアクセスできます。開放トイレには障害者用トイレがあります。ベビーカーの貸し出し可否は確認されていません。
上記の情報は作成時点のものです。訪問前に公式案内を再度確認してください。
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