洛東江河口の復元地を歩く乙淑島エコパーク
乙淑島エコパークは、洛東江河口堤防の整備と湿地復元事業を経て、現在の草花園・ピクニック広場・散策路を備えた空間になりました。渡り鳥の観察も考えているなら、エコセンターの開館日と、公園・保護区域それぞれの性格の違いを踏まえて、動線を組むのがおすすめです。
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1987年の河口堰建設以降、2005年の湿地復元で姿を変えた乙淑島
乙淑島は、洛東江と海が出会う河口に浮かぶ島です。1987年4月に洛東江河口堰が完成すると、島の地形と利用形態は大きく変わり、一部は水没または陸地化しました。現在の乙淑島エコパークは、かつて耕作地・し尿処理場・ごみ埋立地・浚渫土砂置き場として使われていた土地を復元したものです。
釜山市は1999年に乙淑島エコパーク造成基本計画を策定し、3段階の湿地復元事業を2005年に完了しました。続いて2009年には、一部湿地の機能を拡張・改善する事業が進められました。そのため、ここは自然のまま残された島というより、河口生態系の回復と市民利用を一体的に設計した復元公園として理解するのが正確です。

洛東南路を境に分かれる上部のエコパークと下部の渡り鳥公園
乙淑島公園エリアは、下端と明旨を結ぶ道路を基準に、上部の乙淑島エコパークと下部の乙淑島渡り鳥公園に分けられます。渡り鳥公園の下部は、天然記念物第179号「洛東江下流渡り鳥渡来地」文化財保護区域内にあるため、利用中心のエコパークと同じ感覚で立ち入ってはいけません。
エコパーク側には、ピクニック広場、草花園、樹林帯、散策路と休憩施設があります。渡り鳥公園側は、汽水湿地・淡水湿地・海水湿地・ヨシ水路などの湿地要素と南端の観察台が中心です。広い芝生や草花園を先に利用し、野鳥観察は静かな行動と双眼鏡の準備を前提に別の時間を確保する動線が効率的です。


ピクニック広場・草花園・周回路を一度に巡る2時間コース
初めて訪れるなら、洛東江河口エコセンターのある洛東南路1240を基準点にして、ピクニック広場、草花園、樹林帯、川辺の散策路を続けて歩く方法が分かりやすいです。公園内には、パーゴラ、ベンチ、屋外テーブル、トイレ、飲料水栓、総合案内図と方向標識が整備されています。
推奨所要時間は、屋外公園だけを軽く見る場合は1時間30分~2時間、エコセンターの展示と渡り鳥公園の観察台まで含める場合は3時間以上です。移動距離が長く、風を避けられる屋内区間も限られているため、夏は水と帽子、冬は防風ジャケットを用意するのがおすすめです。公式観光案内では、公園は常時利用可能で年中無休と案内されています。


09:00~18:00のエコセンターを基準に準備する渡り鳥観察
公園の屋外空間と洛東江河口エコセンターでは、運営条件が異なります。エコセンターは09:00~18:00に見学でき、入場は17:00までです。1月1日と月曜日は休館し、月曜日が祝日の場合は翌日が休館となります。展示観覧料は無料で、代表電話は051-209-2031、公式ホームページはhttps://www.busan.go.kr/wetlandです。
エコセンター1階には総合案内室と教育室、2階には常設展示室・体験ゾーン・観察台・ミニ図書館、3階には映像室があります。屋外用双眼鏡は2時間を基準に、高倍率5,000ウォン、低倍率2,000ウォンでレンタルできます。追加時間は高倍率が1時間あたり2,500ウォン、低倍率が1時間あたり1,000ウォンです。車いすと1階の荷物保管所は無料で利用できます。

下端駅3番出口からバス3・55・58番で向かう方法
公共交通機関では、釜山都市鉄道1号線の下端駅3番出口から出発します。下端駅停留所から3、55、58、58-1、58-2、168、221、520、1005、2000番のバスに乗り、釜山現代美術館停留所で下車してから約10分歩きます。バスを利用しない場合、下端駅から公園内までの徒歩距離が長いため、初めて訪れる旅行者にはおすすめしません。
住所は釜山広域市沙下区洛東南路1240で、洛東江河口エコセンターと関連付けてルート検索を設定すると便利です。同じ島内にある釜山現代美術館は洛東南路1191、ピクニック広場は洛東南路1240-2にあるため、目的地を1か所だけ指定すると、希望するエリアまで距離が生じる場合があります。バスを降りた後は、「エコセンター」「釜山現代美術館」「ピクニック広場」の標識を確認し、目的エリアへ向かいます。
- エコセンター問い合わせ:051-209-2031
- 展示・教育プログラム問い合わせ:051-209-2061
- 野生動物治療センター問い合わせ:051-209-2091
小型車は10分あたり100ウォン、1日2,400ウォンの乙淑島駐車場
自家用車の場合は乙淑島駐車場を利用できます。案内されている小型車料金は10分あたり100ウォン、1日2,400ウォン、月定期30,000ウォンで、大型車は一般乗用車の3倍が課金されます。公園自体の入場料は無料ですが、駐車場は別途有料であることを予算に入れておきましょう。
週末や草花園・ピクニック広場を目的に訪れる場合は、駐車後に移動するエリアを先に決めておくとよいでしょう。ピクニック広場、草花園、釜山現代美術館、エコセンター、渡り鳥公園は同じ乙淑島内にありますが、1か所に集まっているわけではありません。車を降りてからも最低1時間以上歩く予定が必要なため、ベビーカー・車いすを利用する方は、エコセンターで無料の車いすを借りられるか、当日の移動区間を事前に電話で確認するのが安心です。
釜山現代美術館の2018年開館と峨眉山展望台をつなぐ半日コース
乙淑島中央部にある釜山現代美術館は、2018年6月に開館しました。エコパークを散策した後に屋内展示も楽しみたいなら、洛東南路1191にある美術館を組み合わせられます。公園・エコセンターと美術館はいずれも乙淑島内にありますが、展示の開館時間と休館日は別に設定されているため、出発前に美術館のスケジュールも個別に確認してください。
河口の地形そのものを一望したいなら、次の目的地を峨眉山展望台にする方法もあります。乙淑島では洛東江の水の流れ、砂州と湿地の関係を地上から間近に見て、展望台では河口の広がりを眺める組み合わせです。一方、静かな野鳥観察が目的なら、ピクニック広場と美術館の予定を思い切って外し、エコセンターの展示と渡り鳥公園の散策路に時間を集中するのが適しています。
ヨシが残る晩秋と冬鳥、そして避けるべき行動
乙淑島は、冬鳥とヨシの風景を一緒に楽しめる時期がはっきりしています。釜山の観光案内では、秋から冬にかけてのヨシと湿地の季節感が紹介され、復元湿地には冬になると多くの渡り鳥が訪れると案内されています。野鳥観察が目的なら、午前中からエコセンターと観察区間を優先して訪れ、日が短い季節にはエコセンターの17:00入場締切も考慮しましょう。
エコセンター館内では、飲食物の持ち込み、飲酒・喫煙、ペット同伴、インラインスケートや自転車の持ち込みが禁止されています。屋外での野鳥観察でも、大きな声を出すこと、餌やり、鳥を近くで見るために湿地へ立ち入ることは避けてください。写真撮影より観察を優先する旅行者や、平坦な道を中心に長く歩きたい人に適していますが、日陰や商業施設が集まった公園を期待する人には向かないかもしれません。
- 公園の屋外利用:常時・年中無休の案内
- エコセンター休館日:月曜日、1月1日
- エコセンター入場締切:17:00
- 渡り鳥観察の持ち物:双眼鏡、防風衣類、静かに観察する姿勢
訪問前の確認
- 住所
- 釜山広域市沙下区洛東南路1240
- 営業時間
- 公園は常時利用可能;洛東江河口エコセンター09:00~18:00(入場09:00~17:00)
- 休業日
- 公園は年中無休の案内;洛東江河口エコセンターは1月1日、月曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金
- 無料(駐車料金は別途);洛東江河口エコセンターは無料
- 電話
- 051-209-2031
- 公式サイト
- https://www.busan.go.kr/wetland
- 交通
- 釜山都市鉄道1号線下端駅3番出口→下端駅停留所。3・55・58・58-1・58-2・168・221・520・1005・2000番バス→釜山現代美術館停留所下車後、徒歩約10分
- 駐車場
- 乙淑島駐車場を利用可能。小型車は10分あたり100ウォン、1日2,400ウォン、月定期30,000ウォン;大型車は一般乗用車の3倍
- 所要時間
- 屋外公園1時間30分~2時間、エコセンター・渡り鳥公園を含めて3時間以上
- アクセシビリティ
- 洛東江河口エコセンターでは、子ども・高齢者・障害者向けに車いすを無料で貸し出しており、1階の荷物保管所も無料で利用可能
上記の情報は執筆時点のものです。訪問前に公式案内を再度ご確認ください。
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