『11か月の乳児への性的暴行』 英ロックスター、刑務所で過度出血により死亡···「囚人たちに攻撃を受ける」

2025/10/13 | Views: 32

イアン・ワトキンス。ザ・サン提供。

生後11ヶ月の乳児に性的暴行を加えた罪で懲役35年の判決を受けていた英国の人気ロックスター、イアン・ワトキンスが、受刑者たちに襲撃され死亡した。

現地時間11日、英メディア「ザ・サン」によると、ワトキンスはウェストヨークシャー州ウェイクフィールド刑務所で他の受刑者たちに暴行された後、過多出血で死亡した。

報道によると、暴行直後に警察と医療関係者が「モンスター・マンション(Monster Mansion)」と呼ばれるウェイクフィールド刑務所に緊急出動したが、ワトキンスは既に首の頸静脈が切断された状態で意識を失っていたという。結局、彼は過多出血で死亡したと伝えられている。

地元警察は、「25歳と43歳の男性2名を殺人容疑で逮捕し、調査中である。このうちの1人が凶器を振るったと推定される」と発表した。

ワトキンスは2023年にも刑務所内で他の受刑者3名から暴行と刃物による襲撃を受けていた。当時、首の部位を負傷したが命は助かったが、今回はついに受刑者たちの攻撃により命を落とした。

イアン・ワトキンス。連合ニュース提供。

一方、2013年にはワトキンスは児童性犯罪の容疑で有罪判決を受け、懲役35年を宣告されていた。

彼は生後11ヶ月の乳児への性的暴行容疑を含め、13歳未満の児童への強姦、児童強姦共謀、児童関連性的暴行3件、児童ポルノ撮影・制作または所持7件、動物に対する性行為を含む極端なポルノ所持1件で有罪判決を受けており、バンドの最後のアルバム「Weapons」発売翌日に児童に性行為をする場面を自ら撮影していたことが明らかになり、衝撃を与えた。

当時、裁判所は「衝撃的な堕落行為」として重い刑を宣告した。彼のファンとして知られていた共犯者の女性2名も、それぞれ懲役14年と17年を宣告された。

ウェイクフィールド刑務所は英国でも最も警備が厳重な刑務所の一つで、凶悪犯や性犯罪者が主に収監されている。警察当局はワトキンスの正確な死亡経緯と犯行動機などを調査している。

一方、1977年に英国ウェールズで生まれたワトキンスは、2000年代初頭にバンド「ロストプロフェッツ」のフロントマンとして活動し、大きな人気を博した。しかし2012年、彼の衝撃的な犯罪事実が明らかになり、バンドも解散への道を辿った。