クジラの壁画と移住民の時が残る蔚山・新華村
蔚山の新華村は、1960年代の蔚山工業団地造成に伴って移住してきた住民が築いた村に、クジラの壁画や造形物を加えた生活密着型のアート空間です。常時開放・年中無休で、蔚山駅からは5001番と226番のバスを乗り継いでアクセスできます。
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1960年代に梅岩洞(ペアムドン)の住民が作った新和村(シンファマウル)
新和村は、1960年代に蔚山(ウルサン)工業団地の形成により生活の場を失った住民たちのために造成された、工業団地移住者の村です。2023年の報道によると、蔚山工業団地の造成によって団地用地に編入された梅岩洞の住民たちが也音洞(ヤウムドン)一帯に移住したことで、この村が作られました。
「新和(シンファ)」という名前には、「新しく和合して豊かに暮らそう」という意味が込められています。したがって、ここは最初から観光地として計画された空間ではなく、産業都市である蔚山の拡張過程で移住した人々が生活を続けてきた居住地であるという点を、まず理解しておく必要があります。
2010年、10人の作家が変えた26の風景
新和村は映画『クジラを探す自転車』の撮影地に選ばれた後、一部の路地が壁画空間として整備されました。その後、文化体育観光部が主催した2010年の村美術プロジェクトに選定され、蔚山市南区(ナムグ)と地域の作家たちが村を変化させました。
2011年1月16日の報道基準によると、プロジェクトは約1年間行われ、10人の美術作家が参加しました。村のいたるところには、設置美術2点、立体作品5点、浮き彫り(レリーフ)1点、LEDを活用した浮き彫り2点、壁画11点など、計26点の美術品が設置されました。

入口の大型オブジェから12のテーマの路地まで
村の入り口には空間を象徴する大型の造形物が立てられており、奥の路地にはそれぞれ異なるテーマの壁画が続きます。2013年の現地レポートでは、新和村が12のテーマで構成されていると紹介されており、入り口には村の案内図も設置されていたと記録されています。
蔚山の「クジラの街」としての特性は、クジラの壁画やクジラのオブジェに反映されています。明るい色彩とユーモラスな絵が生活空間の塀や路地に取り入れられた形態であるため、作品だけを素早く撮影するのではなく、実際の住民の家と動線が共存しているという点を念頭に置くべきです。


新和芸術家村で出会う住民参加型アート
村の中には新和芸術家村(シンファ・イェスルインチョン)があり、公式住所は蔚山広域市南区麗川路80番キル15(Ulsan-gwangyeoksi Nam-gu Yeocheon-ro 80-beongil 15)です。ここは住民と共に歩む創作学校プログラム、地域芸術家のレジデンス、展示館が運営される空間として紹介されています。
体験項目としては、創作学校プログラム、新進創作アカデミー、文化講演が案内されています。新和芸術家村の問い合わせ電話番号は052-709-3033で、村の観光情報の問い合わせ先は052-276-9677です。2013年の現地レポートでは、美術作品の解説を希望する場合は事前の連絡が必要だと案内されていました。
蔚山駅から5001番と226番バスで移動する
初めて蔚山を訪れる旅行者であれば、蔚山駅から5001番バスに乗り、市庁前(Sicheong-ap)で226番に乗り換えるという公式案内を利用できます。太和江(テファガン)駅からは市内バスを利用するよう案内されており、新和芸術家村周辺の停留所は「新和村(シンファマウル)」と「蔚山ポンゲ市場前(ウルサン・ポンゲシジャンアプ)」です。
周辺を運行する市内バス路線として、216番、206番, 235番, 236番, 266番, 226番, 246番, 406番, 412番, 427番が案内されています。公式案内にはバスの運行間隔や停留所から路地までの徒歩時間は提示されていないため、バスを降りた後に案内図と住所を照らし合わせながら移動するのが安全です。

常時開放だが住民の生活を尊重すべき路地
新和村は常時開放として案内されており、休業日は年中無休です。村および壁画の観覧に入場料は別途設定されていないようで、専用の券売所を経由する観光施設ではなく、生活の場である路地を歩いて回る形式です。
観光地情報には駐車場利用可とトイレありの記載がありますが、駐車料金は確認されていません。住民が居住する空間であるため、2013年の現地レポートで言及されているように、観覧客の話し声も騒音になる可能性があります。私有地や住宅の内部には立ち入らないようにし、撮影禁止の有無、英語案内、オーディオガイドの有無については公開資料では確認されていません。
2つの住所を区別し、訪問前に準備すること
新和村の住所は蔚山広域市南区麗川路80番キル18(Ulsan-gwangyeoksi Nam-gu Yeocheon-ro 80-beongil 18)であり、新和芸術家村の公式住所は同じ通りの15番です。地図アプリで2つの住所が異なって表示される場合があるため、壁画の路地を探すときは「新和村」、展示館やプログラム空間を探すときは「新和芸術家村」を目的地として分けて入力するのが良いでしょう。
推奨される所要時間は、一般的な路地散策基準では特定されていませんが、美術解説士による観覧プログラム基準で約1時間と案内されている資料があります。ベビーカーの貸出はなく、車椅子の利用可否、路地の傾斜や階段に関する詳細情報も公開資料では確認されていないため、移動補助器具を使用する旅行者は、同行者と共に移動ルートを短めに設定するのが現実的です。
クジラの壁画より先に覚えるべき訪問マナー
新和村の作品には、絵画・彫刻・詩・企画分野の作家たちが参加しており、音楽をテーマにした路地も紹介されています。村の入り口にある大型の造形物やクジラの作品を見た後は、路地を広く占有せず、住民の通行を妨げないように配慮して写真を撮影してください。
ここは「屋根のない美術館」という名前で紹介されていますが、屋内の博物館のようにすべての作品に近くで触れたり、中に入ったりできる場所ではありません。常時開放という運営方式は、住民の生活空間である路地を歩くという意味に近く、新和芸術家村のプログラムや展示館の利用は、村の散策とは別に電話での問い合わせが必要な領域です。
訪問前の確認
- 住所
- 蔚山広域市南区麗川路80番キル 18(新和芸術家村 公式住所:蔚山広域市南区麗川路80番キル 15)
- 営業時間
- 常時開放
- 休業日
- 年中無休
- 料金
- 村および壁画の観覧に入場料は別途案内されていません
- 電話
- 052-276-9677(新和芸術家村 052-709-3033)
- 公式サイト
- https://www.uwcf.or.kr/namguart/intro/intro5_3
- 交通
- 周辺停留所:新和村、蔚山ポンゲ市場前。市内バス 216, 206, 235, 236, 266, 226, 246, 406, 412, 427。蔚山駅利用時は5001番乗車後、市庁前で226番に乗り換え。
- 駐車場
- 駐車場利用可能と案内されています。駐車料金は未確認。
- 所要時間
- 口コミ・観光情報基準で約1時間(美術解説士プログラム基準)
- アクセシビリティ
- ベビーカーの貸出なし。車椅子利用の可否や傾斜・階段などの詳細は公開資料では確認できません。
※上記の情報は作成時点のものです。訪問前に公式案内を再度ご確認ください。
スポット情報
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