“It wasn’t So Ji-seob, it was AI”… ‘Kim Bu-jang’ 3-minute past-tense based on AI, fully AI-produced ‘First in Korean drama’

2026年7月10日 95 views Updated: 2026年7月11日
▲ AIで制作された『キム部長』のシーン。提供|モーフィアス・スタジオ

[スポーティビニュース=キム・ヒョンロク記者] ソ・ジソブではなく、AIだった。

放送4回目にして視聴率21.6%を突破し、ヒット中のSBS金土ドラマ『キム部長』で、ソ・ジソブの過去回想シーンがAIで制作された事実が明らかになり、話題を集めている。

モーフィアス・スタジオによると、1、2話に登場する『キム部長』の中で、特殊要員出身の主人公キム部長(ソ・ジソブ)の過去を描いた約3分分のシークエンスが丸ごとAIで制作された。秒単位のカットではなく、全体の尺をAIで作った事例は韓国ドラマ史上『キム部長』が初めてだと説明した。

該当するAI映像は、北朝鮮出身の工作員である主人公が北へ潜入し、特殊任務を遂行する場面で、1話と2話に分けて放送された。北朝鮮を背景に、建物の爆破、雪の積もった道路とトンネルでの車両追跡、車両横転、手すりを突き破って転落し川に沈む水中シーン、車両引き上げシーンなどが含まれた。

ソ・ジソブをはじめとする登場人物たちの銃撃戦やアクションシーンもAIで実現され、人物の一貫性を保ったまま表情が見えるクローズアップカットまで実現されたという。

これらのシーンは、実写撮影なら美術、野外ロケ、爆破特殊効果、CGおよびVFXなど相当な制作費が必要な部分だ。制作陣は、主人公キム部長のキャラクター完成度のために必要なシーンを実現しようと、思い切ってフルAI方式を選択したと伝えられた。

▲ AIで制作された『キム部長』のシーン。提供|モーフィアス・スタジオ

これを制作したモーフィアス・スタジオは、韓国の映画とドラマのVFX専門家たちが集まって設立した、AIベースの映像技術研究およびコンテンツ制作企業だ。今年2月にリリースしたAIプラットフォームサービス『エイクロン(AICRON)』が、今回の『キム部長』制作に100%使用された。『1947 ボストン』『スウィング・キッズ』『感気』『中天』などでVFXスーパーバイザーとして活動したリュ・ジェファン・モーフィアス・スタジオ副代表が直接作業を統括した。

リュ・ジェファン副代表は「数秒程度のVFXカットをAIで代替するレベルではなく、ストーリーの完成度を高めるために必要なシークエンス全体をAIで作業したという点が最も重要だ」とし、「『キム部長』は制作陣が最初からAI映像をどう活用するかという目標が明確だったため、完成度の高い成果物を作ることができた。AIが、良い企画とストーリーを持つ創作者たちにとって新しい創作ツールであり、優れたパートナーになり得ることを示す事例だ」と明らかにした。